
男女雇用機会均等法の改正等をきっかけに、担当女性管理職の配置から始まった女性活躍推進。女性総合職の積極採用や現場への女性の配置という職域拡大と一歩ずつ着実に歩み続けている鹿島建設株式会社。それぞれの取組内容やその成果について、人事部長の高田淳彦氏にお聞きしました。
高田 淳彦氏
鹿島建設株式会社 総務・人事本部人事部長
- Profile
- 昭和52年入社。東京支店管内の建築・土木現場、本社労務安全部門、人事部等を経て、平成17年に本社法務部長に就任。平成19年に本社総務・人事本部人事部長に就任し、現在に至る。
女性活躍推進の担当者を中心に取組を強化
—はじめに女性活躍推進に取り組まれたきっかけからお話しいただけますか。
高田氏 当社は、昔から少数ではありましたが、技術系を中心に女性総合職が採用されていました。また一般職で入社したあと、実力が認められて総合職にコース変更される女性もいました。
このような実績はあったものの、職域については設計部門や研究部門、一般事務部門など、活躍の場が一部の部門に限られていました。
その後、1986年に男女雇用機会均等法がスタートしましたが、特に1999年の均等法の改正、男女共同参画基本法の制定を受け、当社もこれからの時代を見据え、ポジティブ・アクションの取組を強化することになりました。それができたのは、法の制定効果も当然ありますが、人事部で担当した女性管理職が熱意をもって取り組んできたことが大きかったと思っています。人事部の担当推進者が中心となって、女性総合職の積極採用、女性の職域拡大、社内の意識改革、女性管理職の育成などに取り組んできました。現在の女性活躍推進担当者は三代目になりますが、取組を進めるうえではやはりこの担当者の存在が大きかったです。それまで活躍していた女性社員たちの実績が後押しとなり、ポジティブ・アクションの成果がトップにも評価され、今日に至っています。









