I環境整備(女性の活躍推進の取組を進めるための職場風土改革)

 この分野では、まず女性の活躍推進についての経営者の方針を示すとともに、その阻害要因となっている男女の役割分担意識やセクシュアルハラスメントの問題を払拭し、女性社員のモチベーションを向上させ、女性の活躍推進に向けた職場風土の醸成と環境整備を行うことが必要です。

II募集・採用(女性の採用を拡大するための取組)

 従業員の募集をしても女性の応募が少ない、あるいは特定の職種に女性の応募がない等の課題解決のため、この分野では女性の採用拡大に向けて、効果的な募集方法や男女に公正な選考方法等、募集・採用の取組が必要です。

III職域拡大(女性がいなかった(少なかった)職種や職務に積極的に女性を配置するための取組)

 女性がいなかった(少なかった)職種や職務に新たに女性を配置する時は、本人への支援だけでなく、受け入れる職場のソフト、ハード両面での環境整備が必要です。

IV登用(女性社員の目標ともなるよう、女性管理職を増やすための取組)

 この分野は女性の活躍を象徴的に表す重要な項目の一つですが、管理職に登用されるまでの幅広い職務経験が必要となったり、または登用しても周囲の男性社員から反発される場合がある等の難しい問題があります。また、女性自身が、責任が重くなる、残業が増えるなどの理由から管理職になることを躊躇する例も見られます。
女性の管理職を増やすためには、性別にかかわらず能力向上のための育成機会を与えることや適正な能力評価と適材適所に登用ができる仕組と運用が大事で、昇進・昇格規定の見直し、運用面での改善、能力開発など意識的な育成、社内の意識改革などが必要です。

V継続就業(仕事と家庭を両立させ、長く働き続けられるようにするための取組)

 少子高齢化が進む中で、仕事と家庭との両立は男女に共通の重要な問題です。働き続けたいという意欲を持つ人が働き続けられる仕組みの提供等、女性の活躍の基礎となる分野です。妊娠・出産、育児・介護等で退職することなく働き続けられる仕組みを整備することはもちろんですが、短時間勤務等、柔軟な働き方を可能とする仕組みの整備や、働き方の見直しを推進する等働きやすい職場づくりを進め、男性も含めて支援することが必要です。